今日は都市計画の勉強会に参加しました。
講師は、大手不動産会社の北海道支店長さんです。
北海道に赴任される前に、東京で六本木の防衛庁
跡地を東京ミッドタウンとして再開発した際の
お話を伺いました。
この会社は、
民間独自で資金調達して6ヘクタールの
広大な敷地を購入し、もともとあった豊かな緑を生かし
ながら、ビジネスと居住区に分かれた快適な街に
作りあげたそうです。
また東京は地震が多い街なので、
一民間企業の
社会貢献として、
災害にも強い防災拠点になるよう
インフラ整備に取り組んだともお話されていました。
経済力の強い東京だからできたことかもしれません。
またミッドタウン周辺の地下には水道管や地下鉄など
複雑に入り組んでいて、技術的に工事が大変なこと
はさることながら、通常だと監督官庁との調整が最も
苦労するそうです。
ところが、意外にも東京都庁は、都市再開発に明確な
ビジョンを持っていて、民間企業の計画に積極的に
協力してくれたということでした。
東京の都市としての成長の原動力は、民間企業の
活力とともに、行政の後押しも大きいようです。
一方、札幌市はどうでしょうか。
札幌駅前には、西武デパートが閉鎖されたまま。
大通は、老朽化したビルばかりで、商業エリアと
しての地盤沈下に悩まされています。
札幌市民会館を無理やりつぶして、再建計画が
できるまでの間、「市民ホール」という仮の建物を
リース会社に多額の賃料を払って借りています。
テレビ塔や北電本社周辺の再開発も、さっぱり
目処がついていません。
新札幌も副都心としての開発が停止しています。
本来、街づくりは行政が長期的なビジョンを立てて、
リーダーシップを持って取り組むべきものです。
札幌市は上田市長になってからというもの、長期
的な都市計画や将来への明るい夢がまったく
語られることがありません。
念仏のように「市民自治」「まちづくり」と唱えるだけ
では、札幌の都市としての発展は無いと思います。
新しい札幌市長には、将来ビジョンを持った、若く
行動力ある人を選びたい。
私はそう考えています。
金子やすゆき