「濱田総長」というのは、東京大学の濱田純一先生です。
本日は札幌市内に卒業生約30人が集まり、濱田総長と
意見交換をいたしました。
私が学生時代に東大総長というのは、総理大臣並みの大変
偉いポストで学者活動がメインだったように記憶しているの
ですが、いまの大学は少子化と国際競争のなかで生き残りに
必死で、東大総長も大学経営のために学内外を走り回ら
なければならない時代だそうです。
濱田総長は大学改革を訴えておられて、その一環として
全国の卒業生との連携を増やすため、積極的に全国行脚
を進めていく計画で、その第一弾として北海道を訪問され
ました。
東大は優秀な学生を確保するために、いまの入試制度の
見直しを進めるとともに、ただ学生の応募を待つのではなく、
積極的に大学の魅力をアピールしたり、女子学生の比率を
増やすように努めていくそうです。
語学教育の拡充や、秋入学の実施などにより、世界中の
大学と伍していくような大学を目指しているとのことでした。
私が学生時代には、実は大変不勉強な学生で申し訳ない
のですが、当時は大学側も「国立大学」という甘えもあり、
やる気のない講義を放置していたように記憶しています。
先生方も公務員化していて、ただ講義ノートを朗読している
だけの方も散見されました。
ところが、いまは独立行政法人化してから、社会に役立つ
大学を志向しており、魅力ある講義の提供に努めており、
一方で、学生さんも昔と違って真面目に授業を聞いている
人が多いそうです。
資源の乏しい日本を支えるのは、なんといっても知の力だと
思います。
全国の大学が近年、こうやって、切磋琢磨して優秀な人材を
育てるようになってきていることは、大変素晴らしいことでは
ないでしょうか。
濱田総長は明日以降、富良野演習林を視察されてから
帰京されるそうです。