今日の新聞各社の報道によると、北海道エアシステム(HAC)は29日、
3月末の資金残が400万円、4月中には資金ショートになるとして、
債権者の北海道に経営支援を求めました。
わずか1年前に北海道、札幌市などが出資して経営再建を図っている
矢先、事実上2度目の経営破たんです。
丘珠空港ビルを経営する札幌市にも大きな影響があるでしょう。
いまから十数年前、私が勤めていたエアドゥ(北海道国際航空)でも
同じような時期がありました。
北海道庁から天下りを社長として迎えてから、社内は滅茶苦茶に混乱。
事故・欠航が相次ぎ、搭乗率が低下し、経営はダッチロール(きりもみ)
状態になり、最後は民事再生法申請に至りました。
役人には破たん企業を再生させる能力も経験もないのです。
人命を預かる航空会社の金庫に400万円しか入っていないというのは
考えられません。
社員85名の退職金はおろか、給料も払えません。
エアドゥのときも、資金不足を原因とするきわどいインシデントが何件も
ありました(ほとんど報道されませんでしたが)
HACも昨年夏に奥尻空港で地上激突寸前になる重大インシデントを
起こしたばかりです。
さらに大きな事故を起こす前に、いったん運航を停止させたほうが
よいのではないでしょうか。
とても心配です・・・。