今日、日本最後の原発、ほくでん泊3号機が稼働停止しました。
かつては原発の作る電力は日本の電気供給の4割を占めていて、
「原発なしでは日本の産業は成り立たない」
と言われていました。
しかし、今年の夏は原発ゼロ。
まさに正念場の夏と言えます。
真夏の電力ピーク時に大規模停電防止のため、産業界では計画停電が
求められています。
昨年も輪番で停電があり、産業界には大きな経済的打撃がありました。
家庭でもエアコンを切るとか、コンセントを抜くとか、LED電球を使うとか
いろいろな節電努力が必要と言われています。
その中で効果絶大な節電策として、小生から一つの提案があります。
それは、
「真夏の昼間にはテレビのスイッチをOFFにしよう」
という提案です。
これは実は私が以前、テレビ局で働いていた時から思っていたことです。
会社から給料をもらっていた手前、あまりおおっぴらには言えなかったのですが、
昼間の午後帯の番組はだいたい昔のドラマの再放送とか韓流ドラマばかりで、
暇な時にのんびり眺めていると意外と面白いのですけれども、でもハッキリ言うと
どうしても平日昼間に見なければならない番組ではありません。
番組の合間に流れるコマーシャルは、健康食品の通販やらパチンコやらの宣伝が
だらだら流れていて、よく考えると番組を見ているのかCMを見せられているのか
分からない状態です。
どうしても見たい方は、夜間の電力需給が安定してきた時間にご覧いただければ
よいかと思います。
電気が余っているときはともかく、「日本中の産業が停止するかもしれない」という
国家存亡の危機に、のどかにテレビの再放送を見ている場合ではありません。
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これは野村総研が調べたデータですが、液晶テレビを消すと220ワット節約できる
のに対して、エアコンを1台止めても130ワットの節約にしかならないということです。
(詳しくは野村総研のホームページの資料をご覧ください)
テレビ局は商売がかかっているので絶対に報道しないのですが、実はエアコンよりも
テレビのスイッチを切る方が節電になるという、いわば知られざる真実です。
ご家庭ではなるべく真夏日の午後はテレビのスイッチをOFFにすることが脱原発に
つながります。
そして、これは私の提案ですが、テレビ局も輪番で月曜日はSTV、火曜日はHBC、
水曜日はHTB、木曜日はUHB、金曜日はTVHなどと日替わりで民放1局づつ、
平日午後の数時間、放送を計画停波してはどうかと思います。
ここでテレビを計画停波させると、どれくらい節電できるかシミュレーションしてみます。
番組の一例として、北海道で今週の平日午後に放送予定の「はぐれ刑事純情派」の
再放送を取り上げます。
これは人気番組で、だいたい10%以上の視聴率を取ると言われています。
仮にこの時間の放送を止めて、「はぐれ刑事」を見る予定の視聴者が全員テレビの
スイッチを切ってくれたとします。
この時の視聴率は10%、テレビ一台の消費電力は220ワットとの仮定で試算です。
(試算)


全道242万世帯×視聴率10%×220ワット=53.2万キロワット/時


あくまでラフな試算で、10%全員がテレビを見ているわけではないし、全員がスイッチ
を切ってくれるとは限りません。
ただテレビを見る人はエアコンもつけているでしょうし、意外と膨大な電力が消費
されていることはお分かりいただけると思います。
これ以外にテレビ局が放送に使っている電波の電気量も多いです。
具体的に申しますと、在札民放の手稲山の親局の出力が30キロワット。
これ以外に全道に150以上の中継放送局があります。
いかがでしょうか。
1局テレビ放送を止めただけで、これだけ節電になるのです。
さすがに全局のテレビが止まったら、緊急時などいざという時にに困ってしまうかも
しれませんが、真夏の一番暑いときの平日午後の何時間か、1局くらいテレビ放送
が止まってもテレビ局の社員以外は誰も困らないのではないでしょうか。
北海道は民放テレビ局が5局ありますが、そもそも徳島県など全国には民放が1局
しかない地域もあるのです。
今年の夏は、テレビのスイッチをOFFにしよう
これが私の提案です。
もしご賛同いただけたら、下の「いいね」ボタンを押していただけないでしょうか。
賛成の数が多ければ、札幌市議会に国・総務省への意見書を提出するように
働きかけようと思います。
賛成、反対のご意見もありましたら、ぜひお寄せいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。