「中学校のPTA会長が任期中に突然、校長に解任される」という事件が札幌市内で
起きていたことが、札幌市オンブズマンの発表で明らかになりました。
「オンブズマン」というのは札幌市が設置している第三者機関で、3人のオンブズマン
(非常勤)には月55万円の報酬が支給されています。
下記が、市民(PTA会長さん)からの苦情の訴えです。
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(平成23年度活動状況報告書25ページより引用)
札幌市オンブズマンのまとめ(上記)だけでは、事情が分かりにくいのですが、
私が中学校に直接伺った話によると、
「PTA会長さんと事務局との間でトラブルがあり、校長が仲介に入ったものの
 収拾が付かないため、校長の苦渋の決断で会長職から降りてもらった」
「PTA臨時総会を開いて、会長不在の場で会長解任を決議した」
「PTA会長は学校から何度連絡しても説得に応じてくれなかった」
「トラブルの内容は説明できない」
との説明です。
子どもたちの健やかな成長を願うPTAの中で、どんなトラブルが生じたのかは
明らかではありませんが、市内の中学校の中でオリンパスもびっくりするような
強制解任劇があったようです。
オリンパスの場合は社長を解任した後、巨額の不正会計処理が発覚しましたが、
「トラブルの内容を説明できない」というのも不思議な話です。
なにか隠していることがあるのでしょうか?
この苦情を申し立てたPTA会長さんは、任期満了まであとわずか、という時点で
強制的に会長職を解任された、ということです。
PTA会長さんのお子さん(中学生)も含めた人権問題のようにも思います。
本来であれば、私も当のPTA会長さんのお話も伺うべきところですが、オンブズマン
事務局からは個人情報をタテに連絡先を教えてもらえてません。
(PTA会長さんがもしこのブログをご覧になっていたら、ご連絡いただければ幸いです。)
それどころか、担当オンブズマン(岩本勝彦氏)は私の面会依頼にも拒否しています。
なにか隠していることがあるのでしょうか?
さてオンブズマンの調査に基づく判断は下記の通りです。
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オンブズマンから解任劇を主導した校長には「自省と自制を求めます」とのこと。
そして、教育委員会には、「適切な指導・助言を期待します」とのこと。
札幌市の一機関が公式に学校と教育委員会の非を認め、発表したのはとても
珍しいことです。
ただ気になるのが、学校側の言い分を聞くと、「学校には非はない」と私には明言
していて、オンブズマンの調査結果とは大きな食い違いがあります。
PTAは本来、保護者の総意を受けて自主的に運営されるべきものなのに、校長の
判断で強制的に会長をクビにした、というのも少しおかしな気がします。
いったい何が真実なのか、オンブズマンもこれ以上のことは明らかにしていません。
これが私が日頃指摘している学校教育の闇の問題なのか、引き続き、実態の解明
を行うつもりです。
札幌市オンブズマン制度については、下記をクリックしてご覧ください。
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「公正・中立な立場で、市政に関する苦情を審査します。
(「公正、中立」というのはオンブズマン自称です:金子注)
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