北海道や札幌市には、市民の知る権利を保障するため、情報公開条例が
定められています。
議員になってから私は市政調査のため、この情報公開制度を頻繁に利用
しています。
議員として求めても市長側から出てこない資料が、一市民としてなら情報公開
制度で入手できることがあるためです。
ことし4月に本ブログで取り上げた、「一般社団法人札幌市PTA共済会」に
ついて、監督官庁である北海道教育庁へ私は情報公開を請求しています。
しかしその結果は資料の大部分に黒塗りをされ、また重要な資料が「非開示」
とされ、肝心の知りたい情報がまったく入手することができませんでした。
情報を開示するか、しないかは、北海道の判断に委ねられているのですが、
一方的な判断とならないよう、非開示になった場合は、市民は異議申し立てを
行うことができます。
この制度が、「北海道情報公開・個人情報保護審査会」です。
異議申し立てを行った場合、審議員が裁判の要領で両当事者(この場合は
北海道と私)の意見を聞いて、非公開は適切であったか否かを判断します。
そしてこの異議申し立ての公開審査が9月20日午前10時から北海道庁で
行われることになりました。
相手は行政法律の専門集団ですから、本来であればこちらも法律の専門家を
立てて公開審理に臨むべきところですが、市民の知る権利を守るために、
今回は一市民として自分の力でやってみようと思い、素人なりに一人で
意見書を書き上げ、当日の審査に臨みます。
この「北海道情報公開・個人情報保護審査会」が開かれることはあまり多くは
ないそうです。
「権利の上に眠るものは保護されない」とのことわざもある通り、行政の独善へ
市民の不断の監視が必要だと思います。
9月20日の審査は一般公開で行われますので、お時間の許す方はぜひ傍聴
にお越しいただければ幸いです。