今日(3/14)の予算特別委員会の報告(1)アイヌ問題に続きます。
次に「札幌市役所が行う自衛官募集業務の改善について」ですが、札幌市は国の
委託を受けて自衛官募集業務を行っています。
よく広報さっぽろに、「自衛官を募集しています。詳しくはお問い合わせを」と短く
載っているのがこの業務です。
いくらの予算でやっているのか尋ねたところ、「年間予算はわずか70万円しかない」
とのこと。
あまりに寂しい予算です。
この少ない予算のほとんどを地下鉄の中吊り広告に使っているそうです。
札幌市から出たおカネがそのまま札幌市の金庫に戻ってきている計算です。
もっと本気を出してもらいたいものです。
札幌市には真駒内駐屯地をはじめ、多くの自衛隊の施設があります。
2年前の大震災を思い出すまでもなく、本当に困ったときに国民を助けてくれる
最後の砦が自衛隊です。
札幌雪まつりの雪像も自衛隊の協力なしでは成り立たないのですが、札幌市は
自衛隊に協力を求めるだけで、反対に自衛官の募集にはあまり協力的ではない
実情がよく分かりました。
春は就職の季節、ということで毎年3月には札幌市内で自衛隊に入隊する若者を
激励する式典が札幌市と自衛隊の主催で開かれるのですが、実は上田市長は
過去に一度もこの式典に出席したことがありません。
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平成24年度札幌市入隊予定者激励会、※日の丸の横の札幌市の旗に注目
写真自衛隊札幌地方協力本部HPより

豊かな現代ニッポンで数ある仕事の中から危険を承知で自衛官という職業を選び、
「ふるさとを守りたい」という崇高な理念に自分の人生を賭けることを決めた若者に
励ましのエールを送るのは、自治体の長として当然の務めだと私は思います。
この式典は、そもそも札幌市長の名で開くものなのです。
今日の予算委員会では、元祖・反自衛隊派の上田市長でもこの行事の重要性が
分かるように私はなるべく丁寧にゆっくりと説明して、来週3月19日に開かれる式典に
自ら出席するようお願いしたのですが、上田市長は
 「春は就職シーズンで、自衛隊だけでなく警察も消防も民間もたくさんある」
 「3月は議会中でそもそも日程調整が難しいんです」
 「だからその中でどこに出席するかは、バランスよく自分で決めます!」
などと真っ赤な顔をして答えていました。
「同じ人間同士、話せばたいがいのことは分かる」と私は信じているのですが、
残念ながらそういう人ばかりではないということを今日は改めて思い知りました。