選挙の度に「議会改革」を訴える政治家は多いですが、実際のところ国会も地方も
議会の改革はさっぱり進んでいません。
わが札幌市議会でも議会改革を進めるために、「市民に役立つ議会検討委員会」を
設置し、各会派の代表者が一人ずつ参加して、議会改革について議論をしています。
これまで平成23年度、24年度の2年間の活動として「議会基本条例」を制定するなど
一定の成果を上げていますが、その一方で議員定数・議員報酬など議員の身分に
関することや、議会の運営ルールなど、市民が求める本質的な部分の改正は実は
ほとんど進んでいないのが現状です。
またもう一つの問題は委員会が非公開で進められていることです。
市民が会議を傍聴できないばかりか、議事録すら作成していないので、どんな議論が
行われたのかを誰も知ることが出来ません。
その名の通り、「市民に役立つ」議会を目指すならば、市民に開かれた中で議論を
行うのが本来の姿だと思いますが、これまでの委員会は一貫して非公開で行われて
います。
「非公開」と言うと、私のように疑り深い者は、「中でなにコソコソやってるんだ?」と
疑問に思いますが、私が過去に出席して感じる限り隠すようなことはまったくなく、
むしろ議員同士が議会改革について熱心に議論している様子はぜひ市民の皆さんに
見ていただいたほうがよいのではないか、と思うのです。
参照:議会改革の取り組み(札幌市議会ホームページへリンク)
今日
開かれた今年度初めての市民に役立つ議会検討委員会」では、委員会が
今後取り組むべき課題やルールを決める中で、会議の公開・非公開についても
改めて話し合われました。
各会派から様々な意見が出され、私は委員会の公開を要望しましたが、結果として
わが会派を除く全会派が非公開で一致し、今年度も委員会は非公開で行われる
ことが決まりました。
また、「会議で配付された資料は公開禁止」、「会議で話し合われた内容も自会派の
主張以外は口外無用」というルールも引き続き継続することになりました。
「なにもそこまで隠さなくても」と私は思うのですが、そういう考え方は私だけのようで、
まだ自分自身が議会の色に染まりきっていないことを今日は改めて感じました。
このようなルールがあるため、「市民に役立つ議会検討委員会」の議論の詳細を
掲載することは残念ながら出来ませんが、支障の無い範囲で今後も本欄でご報告
していくつもりです。