今日は消防局、市民まちづくり局の決算審査が行われました。
まず消防局では、消防団へのデジタル無線配備計画について質問しました。
今月から新消防指令システムが稼働したことに伴い、消防無線設備も一新され、
従来のアナログ式からデジタル式に変更になりました。
消防局内の設備はすべてデジタル化が完了した一方で、消防団は実はまったく
デジタル化が進んでいません。
このため「出動現場の状況がわからない」と消防団員から悲鳴が上がっています。
この問題を委員会で指摘したところ、消防局からは、

「予算が乏しいため、消防団への無線受令機配備は困難」
「これまでどおり、電子メールと電話連絡網で対応したい」

との寂しい答弁でした。
この問題は札幌市だけでなく、日本中の消防団で起きている問題です。
消防団への予算措置が後回しになっているのです。
常備消防が先なのはわかります。
しかし、消防団は仕事を持つ地域住民による地域のためのボランティア活動であり、
市民の安全を支えている団員さんへの感謝の気持ちを忘れてはいけません。
国(総務省)も大規模災害における消防団の重要性を認めて、消防団へのデジタル
設備配備を地方交付税の措置対象とすることを決めています。
札幌市も今後しっかり予算を確保し、いざという時に消防団が充分力を発揮できる
ような体制づくりをするように要望しました。
次に市民まちづくり局の審議では、㈱丘珠空港ビルのサービス向上策を質問しました。
丘珠空港は航空管制は陸上自衛隊ですが、空港ビルは札幌市が経営しています。
約2年前にA-netが丘珠空港から撤退したあと、空港ビルに大きな空きスペースが
できてしまいました。
このままでは格好悪いので、札幌市は年二千万円を投じて「札幌いまみらい探検広場」
という子供向けの歴史学習施設を開設しています。
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空港ビル2階の「札幌いまみらい探検広場」にて。パネルが並ぶだけで、いつも人影はまばら。
丘珠空港に就航している航空会社はHAC1社で、お客はほとんどがビジネス客です。
上の写真の奥のほう、滑走路を望む窓際に机があるのですが、飛行機搭乗待ちの
ビジネス客としてはノートパソコンや携帯電話を取り出して「さあ一仕事」と行きたい
ところです。
必要なのはAC電源とWIFI(インターネット)です。
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ところが、ご覧のように2階出発ロビーの待合室のすべてのコンセントに鍵付きのフタが
してあり、部外者には電源を使えなくしています。
勝手に電気を使われないようにしているのだと思います。
私は今日の委員会で、新たな旅客サービスとして

「AC電源を一般開放してはどうですか?」
「机に電源を備えたビジネスコーナーを設置してはどうですか?」

と提案しました。
机もコンセントも既にあるので、約千円の電源延長ケーブルだけで済むと思うのです。
しかし、空港担当部の答弁は

「多くのビジネス客は出発時間ギリギリに空港に到着している」
「待合室のお客さんがAC電源を求めるニーズは乏しい」
「今後もし機会があれば、さらなるアンケート調査などを検討していきたい」

という、あまり乗り気でない回答でした。
たまには良い質問をしたつもりだったのですが、残念です。
ところで、今日の審議では多くの会派から丘珠空港のジェット機就航の話題が出ていました。
7月のFDA社のテストフライトに続き、来月は名古屋へのチャーター便も予定されています。
かつてはジェット機というと大型で大騒音な航空機が常識だったのですが、いまは静かで
小型のリージョナル・ジェット機が普及してきています。
一方でLCCの成長で新千歳空港の発着枠が一杯になってきていることもあり、この代替と
して、いま十分に使われていない丘珠空港を活用しようというアイデアもでてきています。
丘珠から新たな航空路線が増えれば、地域経済の活性化につながることは間違いありません。
今日の質疑はジェット化に賛成、反対、中間と各会派の立場はさまざまでしたが、これは
幸いにも市民の関心が高まっていることの証だと思います。
私も賛成派のひとりとして、今後も多くの市民に丘珠空港の未来の夢を語っていくつもりです。