先日第3回定例市議会が終わったばかりですが、今週28日から第4回定例市議会(4定)が
始まります。
職員の給与条例や補正予算のほか、114件もの指定管理者の改選が議案に上がっていて、
今回はこれに注目しています。
指定管理者というのは、ホールや公園、市営住宅などの施設を管理する仕事を、これまで
市の3セクが独占していたところ、これを民間に広く公募する制度です。
全国の地方自治体が財政難に苦しむ中、行政の効率化は国全体の課題ですが、役所の
OBが天下る3セクではコスト削減ができるはずもありません。
この制度は地方行政に民間の知恵と経験を活かそうという国の方針転換で、平成15年に
始まりました。
札幌市が指定管理者制度を導入したのは平成18年度からですが、管理者は4年に一回
更新される仕組みなので、今回は2回目(8年ぶり)の更新年となり、多数の施設が同時に
改選期となりました。


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(改選される施設の一例、資料作成:札幌市)
ところが蓋を開いてみると、驚くことに今回114件の改選の中で半分以上(66件)の
施設が「非公募」となっています。
指定管理者の改選の手続きは一応行うのですが、これまでの業者だけに応募を認め、
新規参入を認めないというのです。
説明を聞くと、それぞれに事情はあるようです。
例えば、地区センターや福祉施設のように地元の民間管理者がこの4年間に利用者と
築き上げた信頼関係を踏まえると、これまで円滑に運営されているものをあえて変える
必要がないという例もあります。
しかし、その一方で「エレクトロニクスセンター」を管理する「さっぽろ産業振興財団」の
ように、過去何度も議会で追及を受け、健全な運営とはお世辞にも言えないような
施設がちゃっかり非公募に収まっています。
市役所一家が利権を手放すまいと必死に防戦する構図が浮かび上がってきます。
今回は指定管理者の改選が膨大にあり点検に労力を要するのですが、市民の代表
として、おかしなものがないかを納税者目線でチェックしています。
○今後の議会日程
11月28日午後1時~ 本会議(招集日、市長からの議案説明、意見書等議決)
11月29日午後1時~ 本会議(給与条例他議決)
12月4、5日午後1時~ 代表質問(各党)
※しばらく私の登壇予定はありません。