もしあなたのお子さんが学校で体罰を受けたら、どこに相談したらよいと思いますか?

まずは学校に相談するのでしょうが、残念ながら先生同士でかばい合う体質があるのか、
本質的な解決につながらない場合が多いようです。
学校ではラチがあかず、教育委員会に相談してもたらい回しという声をよく耳にします。

閉ざされた学校で起きた事件はICレコーダーでも忍ばせていない限り証拠が残りません。
 「悪いことをしたから体罰を受けたのだろう」
 「先生が生徒を厳しく叱るのは当然だ」
 「悪いのは先生ではなく生徒だ」
などと、気づいたら被害者がいつの間にか悪者にされることすらあるのが現実です。

「せめてタライ回しは止めよう」とこれまで議会で専用窓口設置を主張してきたところ、
ようやく今年から札幌市教委は体罰の専用相談窓口を新たに設けることになりました。

下記は市教委が配布した資料(文字起こし)です。


平成26年(2014年)2月18日
保護者及び児童生徒のみなさまへ

札幌市教育委員会

「体罰電話相談窓口」設置についてのお知らせ

日ごろより、本市の学校教育行政にご理解、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
市教育委員会では、教育現場における体罰問題を重く受け止め、その根絶に向けて、各学校とともに取り組んでいるところです。
この度、取組の一環として、下記のとおり、児童生徒及び保護者の皆様から体罰の相談を専門に受け付ける「体罰電話相談窓口」を設置することといたしましたのでお知らせいたします。
専門の相談員が対応しますので、「体罰を受けて悩んでいる」「体罰を行っているのを見た」等、相談窓口までご連絡ください。
1 窓口名    体罰電話相談窓口
2 受付時間等  平日10:00~17:00(士・日.祝日は除く)
電話 011-272-6034


新設された相談窓口は教育委員会内に設けられるものですが、職員が本業の片手間で電話を受けるのではなく、専門の相談員が対応してくれるということです。

272で始まる番号は市役所内ではないので、業者に委託しているのかもしれませんが、いずれにしても体罰根絶につながることを期待しています。

なお、札幌市では教育委員会とは独立した第3者機関「子どもアシストセンター」を設けています。

教員出身者が多い教育委員会ではなく、市長部局が独自の予算で行っている事業で、
法曹資格を持った専門の調査員が必要に応じて学校に赴くなど、第3者の立場で
解決に当たります。
「親身に相談に乗ってくれた」という声を私も実際に聞いたことがあります。

子どもアシストセンターの電話番号は下記のとおりです。
子ども専用フリーダイヤル:0120-66-3783、大人用:011-211-3783
※もちろん、当事務所でもイジメ・体罰の相談を受け付けております。