平成23年5月の市議就任以来早いもので3年が経ち、残すところ任期あと一年。
昨年11月に公契約条例をきっかけとした所属会派(改革・みんなの会)分裂後は、
無所属で活動してきました。
この間、交渉会派に属さないことによる発言機会の制約や情報不足を痛感し、
残る任期中の発言力を確保するために、第2回定例市議会の始まる今月16日から
「自民党・市民会議」会派に所属することを決めました。
本日付で議会事務局に会派変更届を提出したことをご報告します。
残る一年間は市議会最大野党である自民党・市民会議の力を借りて、上田市政に
対峙するつもりです。
憲法改正を掲げる安倍総理を支えるささやかな一助になればとも思っています。
政策目標実現のため所属は変わっても市議会での活動方針に変わりはありません。
振り返れば3年間、時には周囲に迷惑を掛けながらも無我夢中でやってきました。
最初は札幌市議会初めての「みんなの党」会派をただ一人で結成。
その後、南区で木村彰男議員が繰り上がり当選で2人会派に。
平成24年春には市政改革クラブと「市政改革みんなの会」を結成するも25年秋、
上田市長の公約である「公契約条例」採決という最大の山場が訪れます。
市議会始まって以来と言われる連続深夜議会で公契約条例にとどめを刺すも、
激しい意見対立の結果、会派は分裂して私は無所属に。
国でも激しい内紛の末に、みんなの党が江田憲司氏の「結いの会」と分裂。
私は結いの会ではなく離党を選びましたが、しまいには創業者の渡辺喜美さん
ご自身がなんと8億円疑惑で党首の座を追われるに至ります。
無駄づかい撲滅を訴える党のトップが巨額の公金をずさんに扱っていたことで、
国民の政治不信が一層深まる残念な結果に終わりました。
私自身この3年間市議会で、不透明な随意契約や費用対効果の薄い事業の廃止、
職員利権、歪んだ学校教育の是正など様々な課題に取り組んできました。
その中で痛感するのは、札幌市が総花的な上田マニフェストを追いかけている間に
都市としての成長戦略を失い、政治経済が浮遊状態に陥っていることです。
国内の他都市と比較すると、札幌は明らかに経済成長に取り残されています。
  • アジアの経済成長をどう取り込むのか
  • 少子化、人口減にどう対処するのか
  • 小中学生の学力・体力・徳力をどう向上させるのか
  • 低成長、失業、低賃金をどう解消するのか
  • 急増する生活保護をどう抑制するのか
  • 市民最大の要望である除排雪の水準をどう引き上げるのか。
  • 赤字財政をどう立て直すのか。
  • 極寒の地でエネルギー不安をどう解消するか
  • 子供たちに日本人としての歴史と誇りをどう教えるか
地方自治体として取り組むことができる様々な政策課題がありながら、この11年間の
上田市政で解決策はいまだに示されていません。
市長が趣味の文化・芸術、脱原発や労働運動に没頭している間に、政策決定は左翼
人脈の強い影響を受け、幹部職員は札幌市役所一家の権益確保に汲々としています。
数年でいなくなる市長はひな壇に祭り上げておいて、職員は一生が賭かった大事な
自分の職場を守ろうとするのです。
いつの間にか、仕事の成果よりゴマスリが評価され、面倒な仕事は後回しにする
無責任体質が定着し、下では若い職員が膨大なお役所仕事に疲弊しています。
札幌市役所は上中下バラバラで、組織としても限界に達しているように見えます。

こうした現実を目の当たりにしながら、二元代表制をとる市議会の権能はあくまで

市長以下の執行部をチェックすることにとどまるのが現実。
来るべき来年春の統一地方選挙で、今の歪んだ市政を正常化しなければなりません。
今度は与党の立場で政策提案し、普通の常識が通用する市政、経済成長の果実で
活気があふれる市政を実現したいと考えています。