昨日(6月2日)から議員の政務活動費の領収証公開が始まりました。
札幌市議会では議員が使った領収証1円以上全てを議会図書室で公開しています。
領収証は「上様」「お品代」などと中身が分からない、いい加減なものはダメ。
誰が何を買ったのかをはっきり明記することが求められています。
毎年3月末で締め切った領収証を一年分集計して6月初日に公開する仕組みです。
この日は市民オンブズマンが議会図書室で領収証の山と格闘している光景が毎年の恒例行事のように新聞紙上を飾っています。

Do260603.jpg
(写真は新聞記事のイメージです)

例えば政務活動費でゴミ袋を買ったとか、定山渓の温泉ホテルで会議を開いたとか、国語辞書を買った、などと疑問のある使い方が大きな紙面で指摘されています。
そして今年は私が買った書籍が新聞に取り上げられてしまいました。
その名も「バカヤロー市議会議員〜アナタの街にもいる妖怪政治屋」です。
大変申し訳ありません。
「妖怪政治屋」とは私のことでしょうか・・・。
記事を書いた新聞記者はいま流行の妖怪ウォッチにかけたのか、それとも本の中身を知らずにタイトルに興味をひかれたのか、その真意が分かりません。
しかし、実はおちゃらけた(?)タイトルとは反対に、本の内容は至ってまじめです。
著者は議会改革の達人として全国的に著名な武蔵野市議の川名雄児さん。
書籍の中身を少しご紹介すると
・試みで議員に通知表を付けてみたところ、議会活動を頑張る高得点議員ほど
 選挙は弱く、さぼっている赤点議員ほど選挙に強い矛盾
・どんなに素晴らしい討論演説をしても議決は絶対に変わらない議会の不思議
・議員報酬削減を叫びながら報酬はちゃっかりもらっている議員(私のことか?)
など、地方議会のウラ側が赤裸々に記されています。
本当は市民に最も近い地方議会から社会を変えていかなければ行けないのに、議会活動が有権者に届かない現状への問題提起には大いに共感させられます。
定価900円ほどの新書版で、もしかすると政務活動費ではなく自分の小遣いで買うべき書籍なのかもしれませんが、是非の判断は新聞社ではなく有権者に委ねたいと思い、この記事を書きました。
なお、この本は読み終わった後に議会図書室に献本しています。
中央図書館にも一冊あるようですが、議会図書室でもご覧になれます。
議会図書室は市民どなたでも利用できます。
議会関係以外にも多くの蔵書があり、優秀な司書さんもいて調べ物があるときは強力な助っ人になります。
普段はひと気も無く、今時の灼熱地獄を避けて読書するには最高な環境です。
ぜひ市民の皆様のご来場をお待ちしております。
<議会図書室のご案内>
市役所本庁舎15階にあります。
開室時間:8時45分から17時15分(土日祝日休業)