今日は第3回定例市議会の召集日でした。
上田市長から昨年度決算や補正予算など提出議案の説明の後、私のアイヌ問題についての
決議案が2本提出されました。
ひとつは自民党提出の決議案2号。
私(金子)に対して、撤回・謝罪・猛省を求める決議です。

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そしてもうひとつは民主党、公明党、共産党、市民ネット、改革、みんなの党が提出した決議案です。
こちらが議員辞職を求めています。

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自民党の決議案2号は細川正人幹事長から、民主党などの決議案1号は大島薫会長から提案説明がありました。
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(傍聴席から市議会全景、写真提供:(C)やまと新聞社)
幸いに私も市議会から発言の機会をいただくことができ、壇上で演説しました。
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(壇上で弁明演説する金子、写真提供:(C)やまと新聞社)
発言の要旨は下記のとおりです。
残念ながら双方の発言は一方通行なので、かみ合うことがありません。
民主党の大嶋会長の説明はところどころ「なるほど」と思わせる部分がありましたが、
根本的な歴史認識が違っていることを感じました。
「アイヌは差別された」「民族の苦難の戦いに認識が足りない」と訴える大嶋氏に対して、
「明治政府はアイヌを保護したのであり、決して差別はしていない」と述べる私では
意見が一致するはずもありません。
細川議員、大嶋議員、金子の登壇の後、注目の決議案採決が行われました。
結果は自民党提出の決議案2号は賛成少数で否決。
民主党・日本共産党・公明党、市民ネット、改革、みんなの党提出の決議案1号は自民党以外の
賛成多数で可決されました。

決議案1号と2号は議員辞職を求めるか否かの違いで、その他は同じようなことが書いてあるの
ですが、結果が大きく分かれたことを意外に思いました。
私の発言の問題を指摘するのが目的ではなく、辞任させることが目的だとよく分かる行動です。
思い返せば2年前、札幌市議会は慰安婦問題の解決を求める意見書を可決しました。
全国から数えきれないほどの怒りの声が殺到し、札幌市議会の権威が地に落ちた出来事でした。
残念ながら札幌市議会の見識は当時から一歩も進歩していません。
朝日新聞社の慰安婦ねつ造報道が発覚した以上、2年前の慰安婦意見書に賛成した議員こそが
全国に謝罪・撤回すべきだと思います。
今日の議員辞職決議についての評価は、全国の国民に委ねたいと思います。
これにて本会議は終了し、その後は、財政市民委員会に出席しました。
市営住宅新設の契約案件や、札幌市中心部のエネルギー政策の議論があり、私もすこしだけ
質疑を行いました。
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(第1特別委員会室にて質問中の金子。写真提供:(C)やまと新聞社
札幌都心のエネルギー需要が40年後に1.5倍になるとの市の調査結果が出たそうで、
これについて「見積もりが高すぎるのではないか」と指摘をいたしました。
札幌市は「エネルギー供給公社」という3セクでエネルギービジネスに参入しています。
高すぎる需要予測で過度な設備投資をしてしまい、後世に負担を残すことがないよう
求めたいと思います。
そして、委員会質疑が終わった後は市役所内で記者会見です。
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(市役所内で記者の会見に答える金子 写真提供:(C)やまと新聞社)
いま見ると夕日に照らされ、顔が真っ赤になっています。
集まった記者数十人の熱気で部屋が暑かったためで、昼間から飲んでいたわけではありません。
北海道新聞や日経、朝日、時事、STV、HBCさんなどから矢のような質問が次々と飛んできましたが、
なんとかお答えすることができました。
会見室で配布した声明文は下記のとおりです。
今日いみじくも、北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長ら、アイヌ「民族」御一行様が政府代表団と
して国連に向かったそうです。
北海道アイヌ協会、政府代表団入り 国連会議に出席へ(北海道新聞)
北の大地では日本国民の名誉の守るべく正論を述べたばかりに私は議員辞職を求められる一方で、
数々の問題が指摘される北海道アイヌ協会の幹部が自民党政府の一員にちゃっかり加わっている、
この世の不合理を思い、さすがの私も今日はしみじみ疲れたと感ずる一日でありました。
(多少風邪気味だったせいもあるかもしれません)
最後に、全国の皆様から幸いにも、今日のインターネット生中継を見たとの声をいただいております。
平日の日中お忙しい中、応援を本当にありがとうございました。
1週間後には録画中継もアップされるようですので、まだの方はぜひご覧いただければ幸いです。