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サラリーマン哀歌、不正の尻拭いはやはり下っ端か・・・

アイヌ官製談合

先日参議院選挙の記事を書いたところですが、わたし実は投票日を一週間勘違いしていました。
まだ選挙期間中だったのですね。
お恥ずかしい。
そんな中で今日、札幌市役所のアイヌ官製談合事件にすこし動きがありました。

ついに市役所職員に罰が

不適切契約で市職員に賠償命令(NHK NEWS) (WEB魚拓
札幌市職員5人に63万円の賠償命令 アイヌ施策課、不正発注 (47NEWS) (WEB魚拓

市役所で10年近く続いたアイヌ官製談合事件について、札幌市は被害額をまとめ、
事件に関与した職員に賠償金を払わせることを決めました。
警察が犯人を書類送検に留めた代わりに市役所に処分を促したのでしょうか。

札幌市の発表によると、不正の損害額はこれまで累計で約79万円。
このうち、現職の財政局課長(当時のアイヌ課長)が約25万円を負担するほか、
ヒラの担当一般職(現、厚別区役所勤務)にも約17万円払わせるとのこと。

いやいやいや、ご主人!
なんとも切ない話ですなあ。
事件を摘発した私が言うのもナンですが、部長や課長といった管理職はともかく、
ヒラ職員は恐らく前任者の引き継ぎ通りに事務をやっていただけと思われます。
ヤバイと思いながらも上司に言われたとおりにやるしかなかったのでしょう。

人事の不条理はサラリーマンの常とはいえ、ヒラ氏が気の毒に思えてなりません。
少ない給料から罰金を引かれて、きっと奥さんから叱られていることでしょう。
(注:幹部公務員の給料はバカ高いが、ヒラの給料は意外と少ない)

事件の発端は

そもそも事件の発端は平成15年、南区のアイヌ文化交流センターのオープンにあたり、
札幌市と北海道アイヌ協会の間でトラブルが発生したことにさかのぼります。
なんのトラブルかはもはや明らかではありませんが、巨額のお金が動く建設事業で

有象無象のイチャモンが寄せられたことは想像に難くありません。
市は事態収拾のために仕方なく、ある出版社を通じてアイヌ協会側にヤミのおカネを
支払うことになりました。
会社に突然やってきたチンピラ右翼に高価な本を買わされるのはエセ同和ですが、

まさにこれのサヨク版です。

断固拒否、利権あさりのえせ同和

断固拒否、利権あさりのえせ同和

恐怖のサヨク

この時、アイヌ協会が指定してきたのはいわくつきのサヨク系出版社。
サヨクといえば、当時の市長が出版社と深い関係にあることは職員も承知の助。
市長銘柄となれば職員はNOとは言えません。
談合は公務員にとって命取りですが、上に逆らえないのはサラリーマンと一緒。
これが悲劇の始まりでした。
安定した職場を求めて市役所に入ったエリートたちにとって、これは青天の霹靂。
いつ発火するか分からない時限爆弾を渡されたようなもの。
家族の生活を守るためには目をつぶって言われた通りの不正を続けるしかない。
しかしバレればクビ。
あな悲しや、サラリーマン・・・。

アイヌは打ち出の小槌

一方、サヨクの奴らにとってアイヌは打ち出の小槌のようなものです。
すれ違えば誰もが避けるような強面な男がアイヌ風のコスプレを着てやってきます。
気の弱い市職員なら震え上がってしまいそう。
これが「アイヌ差別だ」と一言すごめば、どこからカネが出てくるのですから、
病み付きになるでしょう。
「利権あさりのえせアイヌ、断固拒否!」と言えればスカッとするのに(職員小声)。

以来、アイヌ利権は札幌市役所のひそかな既得権益として連綿と引き継がれ、
私が見つけるまで国民の税金がずっと垂れ流しになっていたのです。

歴代の札幌市アイヌ課長

歴代の札幌市アイヌ課長

一番悪いのは誰だ

これが歴代の札幌市アイヌ課長の一覧です。
平成15年から26年まで、不正に関わったアイヌ課長は計6名。

ババ抜きのように歴代の課長間でずっと押し付けられてきたのでしょう。
しかし今回、賠償金を支払うことになったのは現職として在籍する職員だけ。
すでに退職した職員はお咎め無し。
無罪放免です。
もともと最初に不正に手を染めたものこそ責任を取るべきだと思うのですが、
何時の世も尻拭いは後の者だけ。
だいたい、部長や局長はどうしたんだ!
トップの上田市長はどうなんだ!
これじゃあまるで、トカゲの尻尾きりじゃねえか!
という声も聞こえてきます。

不正を正すのは誰の仕事?

実はここだけの話ですが、札幌市役所の怪しい利権はこれだけではありません。
まだ端緒に辿り着いただけで、確たる裏付けが取れない不正が他にもあります。
しかし、どういうわけかアイヌ利権は警察もマスコミも避けて通るのです。
彼らもサラリーマンで面倒に目をつぶる気持ちが分からないでもありませんが、
みな見て見ぬふりのアンタッチャブルで放っておいてよいとは思えません。
サヨクやカルトとつながっていて、明らかに国益を損ねているからです。

私は市議二年生になっても地道に役所のドブさらいをするつもりだったのですが、
しかし、昨春の選挙で票を半分に減らして落選したのは皆様ご承知の通り。
こうして考えると、世の不正を正すのは議員の仕事ではないのかもしれません。
役所のアラを捜しても敵は増える一方。
票は減るばかりですからね・・・。

《資料室》

札幌市職員に対する損害賠償命令について(広報資料)

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