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札幌市の無駄に迫る シリーズその3

市政情報ファイル

市営住宅建設費 総事業費 34億5300万円
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下野幌団地 札幌市ホームページから引用
市の説明では、
「下野幌の市営住宅が老朽化していて建て替えが必要」
ということです。
快適で住みやすい住宅を、住まいに困っている市民に
提供するのは大切な福祉です。
ところが問題なのは、そのコスト感覚です。
今回の建て替えは総戸数154戸。
1戸当たり、2242万円です。
建坪20坪で計算すると坪単価112万円。
土地は元々あるわけですから、建物だけでこれは
ちょっと高すぎじゃありませんか?
2242万円あれば立派な一戸建てが土地付きで
新築で購入できる金額です。
豊栄建設だと「チャレンジ999」。
タマホームだとCMで「545万円の家」なんて
宣伝しています。
民間企業は血のにじむ様なコスト削減努力をして、
いいものを安く消費者に届けようと必死なのです。
それなのに、札幌市は他人の金(=税金)だと思って
大盤振る舞いし過ぎだと思います。
もちろん公共の建物だから、ただ安ければいいと
いうものでありません。
外断熱という高コストの工法を使っているそうです。
でも、この予算は市民の血税です。
市政を司る市長にはしっかりコスト意識を持って
采配を奮ってもらわないと困ります。
無駄使いNO!という声は、来るべき春の選挙で
ぶつけないと市長には届かないかもしれませんね。

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