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代表質問1日目、企業誘致について

今日は、札幌市議会の第2回定例市議会の代表質問の
第1日目でした。
いつにも増して、大勢の市民が傍聴に訪れていました。
自由民主党・市民会議の細川議員と、民主党・市民連合の
畑瀬議員が質問に立ちました。
詳細は、札幌市議会ホームページの議事録に譲りますが、
ひとつだけ印象に残ったのが、自由民主党の細川議員の
以下の質問に対する上田市長の回答。
(テーマ)経済対策の中の企業誘致について
細川議員:「積極的に誘致したいと考える企業に強力な
       インセンティブを提供することはあるのでしょうか?」
上田市長:「必要に応じて検討してまいりたいと考えます」」
「検討します」=「今はそのつもりはありません」
役人の決まり文句です。
わが街、札幌の4月の有効求人倍率は0.34倍。
仕事を探しても見つからない人が大勢います。
ハローワークには大勢の人が並んでいます。
市民に職場を提供するため、市内に有力な企業を誘致する
のは市長の仕事だと思います。
企業が移転してくれば、新たに働く場が生まれ、税収が増え、
経済が回り始めます。
節電が求められるいま、夏季でも窓を開ければ涼風の
吹き込む札幌は、全国でビジネスに最も適した街です。
いまが札幌に企業を誘致する絶好のチャンスなのです。
インセンティブというのは、分かりやすく言えばニンジンです。
ニンジンをぶら下げなければ、有力企業がだまって札幌に
移転してくるはずがありません。
その市長が、こんな腰が引けた発言でよいのでしょうか。
上田市長は、お人柄は本当に素晴らしい方なのですが、
経済政策は、まるでダメです。
職を求める市民の苦しみも、さっぱり分かっていません。
今日は本当にがっかりしてしまいました。

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