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議案審査特別委員会に出席しました。

予算・決算委員会

今日は午後1時から議案審査特別委員会に出席しました。
「議案審査特別委員会」とは難しい名称ですが、簡単に言うと
補正予算を審議する「予算委員会」の一種です。
4年に一度、新市長の就任に伴い、肉付け予算を審議する
ときだけ、「議案審査特別委員会」が開かれるそうです。
(※私も不勉強で初めて知りました)
さて委員会の前に、栄養補充。
駅前通にある雪印パーラーで、なんと「290円ランチ」を発見しました。
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今日は日替わりの鶏肉の甘辛炒め。
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味付けもボリュームも良し。
充分おなかが一杯になります。
雪印パーラーは、デフレ時代のサラリーマンの友です。


さて私が所属する委員会は、第1と第2の二つあるうち、
第2議案審査特別委員会です。
今日は都市局の道路整備関係予算と、建設局の提案する
子育て世代向け市営住宅について審議が行われました。
道路整備については、自由民主党・市民会議の伴議員が、
生活道路の整備の重要性と、災害時に向けた計画的な
緊急道路整備の必要性を力強く訴えておられたのが
印象的でした。
そして、「子育て世代向け市営住宅」というのは、上田市長の
マニフェストのひとつで、東雁来の新興住宅地に約50億円の
予算で3棟の5階建て市営住宅を新設する計画です。
その入居対象は、就学前の子を持つ家族で、小学校卒業まで
が入居期間となります。
小学校卒業後は強制退去になるということなのですが、普通は
中学校に進学したらもっと生活費がかかってきます。
・子供のことを考えると本当にそんな仕組みでよいのか
・子育て世代だけでなく、市営住宅自体が絶対的に不足ではないか?
等の激しい議論が交わされていました。
住宅で困っている方のために行政が最低限の公営住宅を整備
する必要性はあると思うのですが、健常者を含めた希望者全員の
ニーズを「新築」で満たすことは財源的には不可能です。
新築公営住宅には、一戸当たり建築費だけで約2千万円の
建築費用がかかるからです。
また公営住宅は安くて快適であればあるほど退去が発生せず、
居住権が既得権益化し、親から子へ引き継がれる等の問題も
指摘されています。
その一方、民間のマンション・アパートは人口減少に伴い空室率
が高くなり、一部では空き家化が社会問題になっています。
こういう時代には、新たに高コストの公営住宅を設置するより、
既存の住宅に補助金を出してリフォームを促す等の施策で、
現有ストックを活用するほうが有効ではないかと私は考えます。
今日は他会派からの質問が多かったので、私は委員会では
質問しなかったのですが、今後もこれについては方向性を
じっくり注視していきたいと思っています。

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