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第4回・市民に役立つ議会検討委員会

今日、第1回オフ会をささやかに開催いたしました。
オフ会について、本ブログでひっそりと告知しただけにもかかわらず、
お集まりいただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
さて本日は、ことし4回目の「市民に役立つ議会検討委員会」が
開催されました。
議員報酬や政務調査費のあり方、議会広報を強化する必要性など
さまざま観点から各会派の意見を持ち寄って、検討を進めました。


※非公開の会議のため、委員会の申し合わせで詳しい議事内容は
 ここに掲載できません。
 関心をお持ちの方にはご説明しますので、お問い合わせください。
※8月10日の北海道新聞の署名記事に、「札幌市議会が自治基本
  条例制定で合意」とありますが、この記事には重大な誤りがあります。
 
 当会派は
  ・自治基本条例の内容が不明確なまま、条例制定自体が目的化
   しているのではないか
  ・議会のチェック機能を強化する目的で、自治基本条例の内容の
   議論に参加したい
  ・しかしその前に、市民に役立つ議会を目指すため、条例制定に
   こだわらず、いますぐできる改革に着手すべきではないか
 と主張しています。
 委員会の申し合わせでは、自会派の意見の発表は禁止されて
 いないため、一部をここで発表させていただきました。


さてこの会議、私もオブザーバーながら積極的に発言していますし、
各会派の代表者も毎回、真剣に議論をしているのですが、実は
私が当初思っていたほどスムーズに議論が進んでいません。
意見が分かれる項目はだいたい先送りになってしまいますし、
そもそもこの委員会自体に反対して欠席を続けている会派も
います。
この先、せっかく議論を積み重ねて結論をまとめても、当初から
欠席している会派が反対する可能性もあり、議会改革は全会一致を
原則としていることを考えると、その実現可能性にいささかの不安が
あります。
よく「市民に役立つ議会」といいますが、市民の目から見ると、
 「議会・議員はなにをやっているか分からない」
という疑問があると思います。
この時期、地域のお祭りではよく議員の姿を見かけるのですが、
この議員が私たちの生活にどんな風に役立っているのか、
分かりずらいのです。
いまはやりの地方自治条例を作れば解決する、という意見もありますが、
私はその内容にもよると思います。
私が自分自身、一議員としてやるべきこととして思うのは、
 ・まずきっちり仕事をして成果を挙げるということ
 ・その過程を情報発信して市民の皆さんに知っていただくこと
この二つの努力ではないかと思います。
また、そのためは議員の姿勢に対するチェック力、調査力を向上
させることが求められますし、必要に応じて仕組みを作り変えて
いくことも欠かせません。
さらに議員としての情報発信には、インターネットは別として、
印刷物を作って配布すると、ある程度のお金がかかることも
悩みの種であります。
まだまだ、議員として試行錯誤中です。
ブログをお読みの皆様のご意見もいただければ幸いです。

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