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「第3極」はいかに勝つべきか?

国の政治に思うこと

昨日は激しい暑さで夜も寝苦しくて窓を全開にして寝ていたら、夜中から寒い風が
吹き込んできて、気付いたら朝は大雨でした。
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(自宅近所の交差点で)
二学期はじめのこの一週間は、近所の交差点で小学校PTAの登校安全見守りの
ボランティアを行っています。
長男が小学校に進学してから初めてのボランティア体験ですが、元気よく挨拶を返して
くれる子、恥ずかしがりの子など個性様々で、子どもたちを見ていると、
普段駅頭で街頭宣伝しているときよりもずっと新鮮な感覚です。
ところで、今朝の新聞を見たら、解散総選挙は11月の見込みだとか。
自公民談合で公約違反の消費税増税強行に、どう国民の審判が下るのか、大いに
期待しているところですが、一方でいわゆる「第3極」と言われる勢力の合従連衡の
動きも連日報道されています。
大阪維新の会や国民の生活党をはじめ、中京維新の会など、雨後の竹の子のように
第3極が続々生まれていますが、「脱官僚、小さな政府、地域主権」政策と言えば
もともとはみんなの党が元祖。
しかし残念ながら現時点では国民運動の盛り上がりにつながっていないのは読者の
皆様もご承知の通りです。
大阪維新の会にはこれを見透かされているようで、「選挙協力を模索する」が「合流は
しない」とか、どこかで聞いたような政局の話ばかりです。
しかし新聞の経済面を見ると、液晶技術で我が国を代表する企業シャープが資金繰り
に窮しているという驚きのニュースも出ていました。
最悪の場合400万人以上に影響がある見込み、と報じられ、国内経済は大変な事態
に陥っています。
国民にとって一番の関心事である、日本経済をどう立て直すのか?
そして、
・教育をどう変えるのか?
・国防はどうするのか?
・社会保障はどうするのか?
・憲法は変えるのか?
など、国のあり方を変える具体的な政策の話がさっぱり見えてきません。
民主党の談合勢力にお灸を据えるためには、第3極がバラバラになっている場合ではなく、
「誰とやるか」ではなく、「何をやるか」で考るべきであり、そうすれば自ずと方向性は見える
と思うのです。
私は地方議員として「みんなの党」の看板で地域の課題に取り組んでいますが、結局は
国の政策や法律の欠陥という壁にぶち当たることがしばしばです。
戦後のしがらみと惰性、利権で凝り固まった古い制度や法律は一度、憲法からガラガラポン
で作り変えなければ、地方も日本も変われないと思います。
ところがお恥ずかしいことに、「みんなの党」は「地域主権」と言いながら実際は地域の意見
や政策を取り入れる動きは無いのが現状であり、党のアジェンダ(政策)は3年前の参議院
選挙のときと変わっていません。
「このまま解散総選挙になったら第3極が勝利できるのか?」
「どん底に沈みゆく日本の最後のチャンスに、果たして政治は再生できるのか?」
そう思うと残念ながら大きな疑問符が付くところであり、それに対して何もできない自分にも
実に歯がゆい思いです。
政権を取ってもなにもできなかった民主党の轍を踏まないためにも、選挙対策だけでは無く、
まずはコツコツと地道に政策を磨くのが野党のあるべき姿だと皆様お思いになりませんか?
元祖第3極の「みんなの党」こそ、ぜひそうあってほしいと私は一党員として願っているの
ですが、なかなかそうはならないのが政治の現実のようです。
(今日は愚痴っぽい独り言で申し訳ありません)

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