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4定初日、選挙管理委員選挙で異状アリ

今日は本会議で職員給与条例他の議決がありました。
人事委員会勧告に基づいて、職員給与をわずか0.7%削減するほか、職員の持ち家手当を
3000円減額する条例改正案についての審査でした。
私は削減幅が少ないと思いましたが、削減しないよりはマシと思い、市長提案に賛成の態度を
表明しました。
これについて、日本共産党から地域経済に打撃となるので削減反対の立場で、みんなの党は、
もっと削減すべきとの立場で、それぞれ反対討論がありました。
結果は賛成多数で市長提案が可決されました。
ところで、昨日の選挙管理委員の選挙でちょっと異変があったのです。
選挙管理委員は札幌市全体を担当する4人のほかに、各区に4名の委員がいます。
選ばれるのは各党が推薦した一般市民で、選ぶのは市議会議員です。
昨日は清田区と厚別区、豊平区の選管委員の選挙が行われました。
いままでは慣例で4人の枠を自民2人、民主2人で仲良く分けあっていたようですが、今日の
選挙ではどういう理由かわかりませんが、民主が候補を1人しか出さず、その結果3区とも
ガチンコ選挙となったのです。
開票結果は手稲区の例で説明しますと、

 民主 瀧口 亘さん  (21票)
 自民 西山秀夫さん (12票)
 自民 田中洋一さん (12票)
 共産 山本隆雄さん (12票)
——————–
 公明 北条康一さん  (11票)

断トツトップの民主・瀧口さん以外は、11票、12票と1票を争う激戦となり、接戦の末、初めて
共産党推薦の選挙管理委員が誕生しました。
豊平区、厚別区も同じパターンで、共産党が初議席を獲得しました。
選挙管理委員を長く続けると「選挙管理事務功労」といって叙勲の対象になるほか、会議の度に
日当1万5千円が出るので、関係者にとっては美味しいポストです。
共産党さんにとっては悲願の3議席獲得となったのではないでしょうか。
しかし共産党は5議席なのに、なぜ12票も取れたのか、本当にミステリーです・・・。
(私は共産党には投票していません)

コメント

  1. 民主党と共産党でなんらかの取り引きがあったんでしょうね。先生には関連情報を期待します。

  2. プラス0.7%にしてみてください 地域経済が大活性しますから