「アイヌ民族はもういない」
平成26年夏、ツイッターでこう発言して私は自民党を除名になりました。
市議会からは議員辞職勧告決議を突きつけられました。
私はアイヌを侮辱したり、アイヌの歴史を否定する意図はありません。
納税者の代表として、札幌市役所のアイヌ政策に疑問を投げかけているのです。
北海道には阿寒湖畔のアイヌ文化遺産や、札幌市小金湯のアイヌ文化センターなど、
観光客向けのさまざまなアイヌ関連施設があります。
実は私は市議会議員になるまで、北海道のあちこちにある観光施設を訪れては、
「アイヌは昔から北海道にいた人だろう」程度の知識しかありませんでした。
本当にお恥ずかしいことです。
しかし平成23年、議員として札幌市役所の議員控室に席を置くようになると、
ときどき、庁舎内に不思議な人達がいることに気付きました。
アイヌ衣装を着た人が、なにやら居丈高にアイヌ「民族」の権利を主張しています。
アイヌ専用住宅を建築せよ
それまでは市営住宅に優先入居させよ
アイヌ民族の特別雇用対策をやれ
それまでは市役所の臨時職員として採用せよ
市役所の新入職員にアイヌ教育をやれ
大学に優先入学させよ
アイヌ民族の特別年金を作れ
学校でアイヌ語教育をせよ
藻岩山ロープウェイ売店に参入させよ
観光施設にアイヌ語で案内表記せよ
(参考)札幌市作成資料
まるで同和かと思うような要求を並べて、言いたい放題です。
勢いに押されて「お説ごもっとも」と彼らの主張にうなづく市役所幹部たち。
調べてみると多額の予算がアイヌ「民族」のために使われていることが分かりました。
これらのアイヌ事業を検証するうちに、「これが正しい税金の使い道なのか?」と、
私は大きな疑問を抱くようになりました。
アイヌを騙った不正融資や、アイヌを名目とした怪しげな事業の数々。
ずさんな経理や事故などで、上級官庁からもお叱りを受けることもしばしば。
しかしなぜか、アイヌ事業は市役所の中で触れてはいけないタブーになっています。
- なぜ同じ日本人を特別扱いしなければならないのか?
- アイヌ語で生活するアイヌ「民族」はいるのか?
- そもそも、アイヌは本当に日本の先住民族なのか?
この根本的な疑問に触れた瞬間。
まるでパンドラの箱を開けたような大騒動が始まりました。
詳しくは、この間に私が書き連ねてきた下記のブログ記事をご覧ください。
(かなりの分量があります)
1.アイヌ事業の官製談合
アイヌ官製談合、ついに札幌市幹部が認めて謝罪。アイヌ利権の闇は深い
2.アイヌの住宅不正融資
親子でアイヌローンを借りて、互いに連帯保証。そのうえ一家で破産とは?
3.アイヌ民族は日本の先住民族なのか?
「アイヌ民族は日本の先住民族」あの札幌市議会が、とんでもない決議を発表!
「民族としてのアイヌは既に滅びた」〜世界大百科事典(平凡社)より
4.アイヌ文化は日本文化の一つである
5.上田市長とのやりとり
6.議員辞職勧告を受けた経緯
アイヌ利権が国民世論を封殺する瞬間。明日の札幌市議会にご注目を
「SAPPORO AGAINST RACISM」から議員辞職の陳情が届きました