野田内閣が尖閣諸島を国有化してから今日でちょうど一年になります。
最初は日本の顔色を伺いながら恐る恐る尖閣近辺に侵入してきた中国ですが、
この頃は堂々と列をなして我が国の領海に連日侵入しているようです。
それどころか、最近では逆に海保の艦船が中国から「領海侵犯」として退去を
求められている始末で、まさに居直り強盗のごとき無法状態に陥っています。
一方で中国の脅威は海だけではありません。
今月9日には「中国の爆撃機が初めて南西諸島を通過した」と報道されました。
空から爆撃機がやってきたのです。
憲法で爆撃機を保持しない我が国は敵の爆撃機の恫喝に為す術がありません。
日本共産党が誇る「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼する」平和憲法を
まるであざ笑うかのような中国共産党の挑発です。
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9月8日に撮影された中国の爆撃機「H-6」防衛省発表
これには参りました。
日本は完全になめられています。
さらに驚くべきことに、今度は国籍不明の無人飛行機が常習的に尖閣近辺を
徘徊していたことも分かりました。
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中国大陸からやってきた国籍不明無人機、9月9防衛省発表
中国政府はこの国籍不明の無人機は中国解放軍所属であることを認めた上で、
正当な訓練行動としてこの海域を定例的に飛行していることを明らかにしています。
逆に言うと、中国が無人機を用いてコッソリと(傍若無人に?)我が国の領空を
犯していたことに日本政府はこれまで気づいていなかった、ということです。
海の守りはこの一年間ギリギリのせめぎ合いが続く日中関係ですが、空の守りの面
では爆撃機も無人機も持たない日本は、すでに中国に一本取られてしまったと
いうことかもしれません。
このような情けない状態を招いたのは、日中間の経済関係に重きを置くばかりに、
国家の根本とも言うべき主権をないがしろにしてきた政治の責任でもあります。
責任は国だけではありません。
わが札幌市も中国の北京に駐在員事務所を置いて、中国への企業進出支援を
名目に多額の市民の血税を投じています。
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札幌市北京事務所が入居する立派なビル 写真:札幌市
尖閣国有化以来、反日テロ攻撃や日本製品不買運動などで日中間の貿易は
大幅な縮小が続いていますが、これで日本は困るどころか、むしろ全く反対に
日本経済は景気回復基調が鮮明になっています。
これまで中国ビジネスを魔物のように崇め、中国進出を錦の御旗に長年予算を
散財してきた古い行政のやり方は、既に化けの皮がはがれてきました。
日本経済にとって中国はなんら恐れるものではないのです。
「武士は食わねど」ではありませんが、充分に食えた上での高楊枝。
最近の中国共産党による国権の発動としての連日の我が国主権の侵害に対して、
わが札幌市も北京事務所撤収という形で毅然とした態度を示すときではないか
と私は思います。
そもそも札幌市は財政難で、除雪や子育て支援、福祉などお金が全く足りない
のです。地方公務員が呑気に外交官を気取っている場合ではありません。
9月末からの決算議会では、札幌市の中国駐在員事務所が市民のために本当に
役に立っているのかという視点でも厳しく検証するつもりです。
参考リンク
札幌市北京事務所 
http://www.city.sapporo.jp/keizai/tradeinfo/beijing/beijing.html


○今後の議会日程
9月11日 幹事長会議、議会運営委員会、市民に役立つ議会委員会
9月17日 市長懇談会(会派)
9月19日 幹事長会議、議会運営委員会、本会議
9月20日 文教委員会