今日の一部の新聞で報道がありましたが、札幌市の小学校の先生が
万引きで摘発され、停職1か月処分となりました。
札幌市教育委員会のホームページでも下記の通り発表されています。


学校職員に対する懲戒処分のお知らせ(平成23年8月11日更新)
平成23年(2011年)8月10日付けで、次のとおり学校職員に対する懲戒処分を行いましたので、お知らせします。

被処分者 小学校 教諭 男性 40歳代 
処分内容 停職1月
事案概要  ・ 窃盗事故
平成23年7月16日(土曜日)午後2時15分頃、訪れていた清田区のホームセンターにおいて、
日用品4点(計1,685円相当)をショルダーバッグに入れたまま、レジを通らないで同店を出た後、
店舗前駐車場に駐車していた自家用車付近で、同店の警備員に呼び止められ、警察に通報された。

http://www.city.sapporo.jp/kyoiku/kyoshokuin/chokaishobun.html


8月11日の北海道新聞(札幌圏版)の記事によると、この教諭は
「仕事が忙しくて寝不足だったため、無意識でやってしまったと話している」
と報道されています。
暑くて寝苦しい日が続いているので、確かに睡眠不足だったのかもしれません。
しかし停職1か月という処分が適切なのかどうか、私は疑問に思います。
札幌市教育委員会に尋ねたところ、市として処分の基準になる決まりは
なく、「さまざまな要素を勘案したうえでこの処分を決めた」ということです。
過去の同種の事例も参考にするそうですが、いままで札幌市の歴史の中で
万引きで摘発された先生は、過去に例がないそうです。
こうして考えると今回の事件では
「万引きしても停職1か月で済む」
という悪しき事例を残してしまったようにも思います。
同じように軽い気持ちで万引きする先生が増えないことを祈るばかりです。
なお、私が関係者に取材したところ、この先生は深く反省の意を示しており、
万引きしたお店にも幾度となく謝罪に赴いている、ということです。
子供たちの模範たるべき先生が万引き、というのは常識では考えにくい
ことですし、きっとこの先生にも何かの事情があったことは伺えます。
しかし、1か月の停職ののち、どういう顔をして職場に復帰するのか
私にはまったく想像が付きません。
実際のところ一番つらいのは、学校の子供たちなのかもしれませんが・・・。


ちなみに、北海道教育委員会によると、道には懲戒処分の指針があり、
窃盗事件は「免職」という扱いになっているそうです。