「札幌の国民健康保険料は高すぎる」という声をよく聞きます。
保険料は全国一律ではなく、自治体によって違うのですが、
札幌は所得にかかる保険料率が全国で一番高いです。
その背景には、札幌市民の医療費がダントツに高いことが
あげられます。
そして、保険料が高いのには実はもう一つの原因があります。
そ・れ・は・・・・、「保険料の未払い」が多いことです。
未払いが多い分、ほかの人が負担することになります。
平成22年度の調定額(保険料の総額)が約400億円なのに
対して、同年度の未払い額の累計が約119億円。
さらに時効が2年なので、約50億円が時効消滅しています。
全員がきちんと保険料を納めてくれたら、単純計算ですが、
何割かは保険料を下げられることになります。
札幌市は保険料があまりに高いので、「払いたくても払えない」と
いう方も実は多いのですが、その一方で「払えるのに払わない」
という方も少なくない、と聞きます。
例えば、あまり病気をしない若い単身の方や、たんまり資産を
持っていて国民健康保険に入る意思がない方。
特に後者では、収入が多い方だと保険料が年間70万円以上に
なるので、「そんなにかかるならば、都度、病院で払う方が良い」と
加入を控える方が時々いるそうです。
(加入は義務なので、自分勝手に加入しないことはできません)
今日の決算特別委員会では、私はこの未払いの問題を取り上げ
させていただきました。
札幌市も、この保険料未払い額の問題を真剣に考えていて、
「徴収率の向上に務めていて、この十年で大幅に改善した」
との答弁でしたが、保険料の未払い問題を解決しなければ、
結局はまじめに保険料を納めている人が損をすることになります。
公平な社会を作るため、札幌市はもっともっと努力が必要です。