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「札幌市PTA共済会」の強制加入は問題です

札幌市PTA共済会

今日はコートも要らないほどの暖かい1日でした。
でも近所の公園には雪がたっぷり残っていました。
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子供達が公園で遊べるようになるにはもう少し時間が必要かもしれません。
さて今日は、長男の通う小学校でPTA総会があり、初めて参加しました。
参加人数は思ったほど多くはなかったものの、PTA活動を支える保護者や、
先生方の大変なご努力を感じられて頭が下がる思いでした。
ただその中で、ひとつだけ、大きな疑問を感じるものがありました。
それは、「札幌市PTA共済会」についてです。
PTA担当の教員から「PTA共済に全員加入してください」と説明されたのです。
普通、保険や共済は自分の意志で加入するものであって、他人に強制される
ものではないのではないでしょうか。
札幌市PTA協議会のホームページに下記の資料が掲載されています。
ptaoshirase.jpg
赤線部をご覧ください。
「どうしても加入したくないという方は届出書をだしてください」
というこの制度。
我が国の民法では契約自由が原則とされています。
自由主義経済では考えられないような傲慢な仕組みです。
先日、全国軽自動車協会連合会が違法な「協賛金」を徴収していたことが
社会問題になりましたが、同じ性質のものだと思います。
 
もう一つの疑問は、保険給付の対象について。
PTA共済は、子供やPTA活動をする保護者の怪我などを補償するとの
説明ですが、保険給付の対象が「学校外」の事故だけに限られています。
それはなぜかというと、「学校内」での事故は、日本スポーツ振興センターという
文科省の天下りが役員を務める全国組織の保険ですでに補償されているからです。
「札幌市PTA共済会」は「学校外」の事故だけが対象となると、これにどうして
全員が加入しなければならないのか分かりません。
こども保険や家族の傷害保険、道民共済などに加入している保護者も多いと
思います。
こうして考えると、PTA共済の加入は自由であるべきではないでしょうか。
さらに大きな問題があります。
それは、保険運営による莫大な利益の問題です。
昨年までPTA共済は、あいおい損保という保険会社に委託して運営されて
いました。
保険会社からPTAに利益の一部から保険料徴収の事務手数料として4%が
還元されて、PTAの貴重な財源になっていました。
ところが、今年からは「札幌市PTA共済会」という組織に委託先が変更になり、
この事務手数料が廃止され、PTAへの利益還元はなくなりました。
小生が教育委員会から取り寄せた資料から保険の収支を推計すると、保険会社
には毎年数千万円の利益が生まれているものと思われます。
今年から、札幌市PTAが「札幌市PTA共済会」を新たに立ち上げて、共済を運営
することで同じように数千万円の利益が入るはずですが、これはいったいどこに
行くのでしょうか。
PTA会員にはなんの説明もありません。
共済設立に必要な多額の自己資本金がどこから来たのか、これもヤミの中です。
 ・万一の際の保険給付責任準備金は充分に確保されているのか。
 ・保険のリスクと給付の仕組みは保護者に丁寧に説明されているのか。
保険を勧誘する際に必須と保険業法で定められている、これらの「重要事項説明」も
保護者には一切行われていません。
札幌市教育委員会は、教員を通じて保護者に全員加入を促す「札幌市PTA共済会」
について、情報公開を徹底し、その内容を保護者にもっと丁寧に説明すべきです。
私は札幌市教育委員会に対して、学校教員を通じたPTA共済の全員加入の働きかけ
を止めさせるよう求めます。
併せて、この共済会が今後、退職教員の定年後の勤め先やPTA幹部の利権の温床に
ならないよう、厳しくチェックしていくつもりです。

コメント

  1. おっしゃる通り、この共済にはいろいろと改善して欲しい所があります。私のところのPTAでは、本来「あるべき姿」のPTAを目指しての改革をスタートしました。そこには、まずPTAの任意加入の徹底がある訳ですが、この共済においても、PTA非会員の存在は想定されておりません。もちろん、共済への加入は任意であるべきですし、本当に児童たちの事を考えた共済ならば、非会員であっても加入対象にしてもらいたいものです。
    現在、専用HPにて改革の情報開示をしております。
    http://satsunaepta.jimdo.com/

  2. おっしゃるように、民間の保険会社に入札させて保険料を下げるとともに、
    団体扱の割安保険料で保護者に利益還元すればよいのだと思います。

  3. なるほどですね 
    ただこの案件については シンプルに考えて
    ”学校内外を問わず一本化して民間の保険会社に競争させて対応すべきです”
    他に何が・・・・・・