政府の行政改革実行本部は経費節減のため、来年度にかけて各省庁が購読している
新聞や雑誌の購読費を減らすことを計画しています。
これに対して、日本新聞協会が「新聞購読費削減計画の撤回を求める要望書」を
政府に提出するなど、マスコミ側も既得権益の防御に必死の構えです。
「それならば」と私は札幌市役所に依頼して、札幌市が購読する新聞・雑誌の一覧を
まとめてもらいました。
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(平成23年度に札幌市と出資団体が定期購読する雑誌の一覧、札幌市総務局調べ)
各部局で北海道新聞、朝日新聞、日経新聞、毎日新聞などの日刊紙を各課ごと
バラバラに取っているほか、一部の局では北海道新聞を60部も購読している
ところがあります。
少なくとも60人の職員が道新を読んでいる時間にも給料が支払われていると
思うと微妙な心境です。
またそれぞれの業務上で必要と思われる専門誌を取っていたり、病院では
医療関係の高額な英字誌を大量に取っているなど興味深い結果です。
民間の感覚だと、新聞くらい自宅で読んでくるものだと思っているのですが、
役所の中では昼間から新聞を広げている光景をよく目にすることがあり、
これが官民の常識のズレなのかもしれません。
さらにごく一部ですが、グラビアアイドルが表紙に掲載されているカメラ雑誌を
「職務上参考となるため」として購読している部署もあります。
これがいったいどういう「職務」なのか?
資料の細部については、これから調査をしていきます。
なお、札幌市がまとめた調査結果は当事務所にありますので、ご覧になりたい方は
事務所までご連絡ください。