今日の予算委員会は市民まちづくり局所管の予算が審議対象で、私は札幌市
アイヌ文化交流センターのチセの建て替えの問題と、札幌市役所が行う自衛官
募集業務の改善について質問しました。
南区小金湯にある札幌市アイヌ文化交流センターには「チセ」というアイヌ民族の
伝統的な住居のイミテーションが展示してあります。
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札幌市アイヌ文化交流センター
写真は札幌市HPから

約10年前に建てたチセが「古くなったのでリフォームしたい」という理由で800万円の
予算が計上されているのですが、先日私が現地を見に行った限りでは素人目には
まだまだ現役に見えます。
「なぜリフォームが必要なのですか?」と予算委員会でたずねたところ、市役所側は
 「財務省の決まりで7年か10年が耐用年限で、これに併せて改修します」
との答弁でした。
ここは札幌市役所なので、お国のルールではなくて実際に修繕する必要があるか
どうかで判断すべきと思うのですが、札幌市役所の考え方は違うようです。
私の質問の後に自民党市民会議の川田ただひさ市議(厚別区)が別の角度でこの
問題を取り上げ、その中で驚くべき事実が判明しました。
川田市議の調査によると、今回補修予定のチセの隣のチセが数年前に不審火で
燃えたのですが、その後、再建築に掛かる費用は百数十万円だったそうです。
 「新築しても百数十万円でチセは建てられたのに、リフォームだけで800万円とは
 いったいどういう積算なのか」
と川田市議が質問したのに対して、市役所側は
 「建物の大きさが1.7倍違うためです」
 「材料の茅(カヤ)は今回は購入するため、材料代だけで500万円掛かります」
と苦しい答弁をしていました。
昔のアイヌの人たちはチセの屋根や壁に使う茅(カヤ)は近所の野山でススキなどを
刈り取ってチセを建てたのでしょう。
それが自然とともに生きるアイヌのライフスタイルだったのでしょうが、札幌市役所の
ようにおカネの力に任せて、どこかでカヤを買ってくるというのではアイヌ文化の伝承
にはあまり役立たないような気がします。
これ以外にも今日はアイヌ問題については、各会派から数多くの質問が出ていました。
長くなったので、「自衛官募集業務の改善について」は次回に回します。
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