実は以前からずっと不思議に感じていたことなのですが、札幌の小中学校はどこにいっても
校舎前に国旗を掲げている様子がありません。
私の常識では公共の建物、特に学校で国旗がいつも掲げてあるもので、幼少の記憶を辿れば
毎朝、学校で用務員さんが国旗をスルスルっと掲げていた場面が脳裏に鮮明に残っています。
学校の放課後に友達と遊んでいてもカラスが鳴きはじめる夕暮れ時、用務員さんが国旗を
仕舞う姿を見ると「家に帰らなきゃ」と思ったものです。
そこでまずは「実態を把握してみよう」と市役所に国旗掲揚の現状調査を依頼しました。
下記は教育委員会所管の施設で国旗・市旗を掲揚しているかを調べたものです。

(平成25年度第3回定例市議会・文書質問に対する答弁書より抜粋)
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国旗・市旗の掲揚状況について(教育委員会).pdf (←PDFダウンロードはこちら。294KB)


表の真ん中のマーカーを引いたところにあるように、幼稚園、小学校、中学校、高校、特別
支援学校など、札幌市立学校325校のすべてで国旗を掲揚していないことが分かりました。
小中学校の運営は国策として国家予算ですべて賄われるものです。
学校で日々を過ごす生徒が豊かな祖国へ誇りと感謝の気持ちを自然と育むように、国家の
象徴たる国旗を学校で毎日掲げるのは当然の事だと私は思います。
このことを昨年の決算委員会で質問したのですが、教育委員会の答弁は、
  • 学習指導要領に従って、入学式・卒業式では国旗を掲揚している
  • 国旗を常時掲揚するつもりはない
とのことでした。
議論をしても、もはやお互いの常識が違っているようで話がまったくかみ合いません。
私が育った地域(千葉県)は保守王国だったせいか国旗は子供の頃からずっと身近でしたが、
札幌の子供たちは、ひょっとして国旗は入学式や卒業式だけ掲げるものと思っていないかと
心配でなりません。