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【あ然】赤い羽根・共同募金の使い道。知らなかった。。。

とりとめもない日記

「赤い羽根」共同募金始まる

勤務先の会社に「赤い羽根」共同募金の振込用紙が届きました。
「法人として募金に協力してほしい」という内容です。
手紙の発信元は札幌商工会議所の岩田会頭さんと北海道経済連合会の高橋会長さん。
おそらく私のような零細企業には札幌商工会議所の名簿で送ってきているものと思われます。
そういえば街でも募金活動をやっているのを見かけますね。
10月1日から赤い羽根・募金週間の始まりだそうです。

こんなふうに会社に募金の依頼が来るのは初めてでした。
幸いに今期は多少利益が出ています。
「社会貢献のために少し募金しよう」
そう思い、同封のパンフレットを開きました。
一部を抜粋してご紹介します。

 

年々減り続ける募金額

赤い羽根行動募金・一般募金額の推移(札幌市共同募金委員会資料より)

こちらは札幌市の募金金額の20年間の推移をまとめたグラフです。
募金が年々減っています。
ピークは平成7年の1億8700万円。
バブルが崩壊して、まだすこし余韻が残るころです。
これを最後に年々減り、直近の平成29年には9610万円まで落ち込んでいます。
かつての半分です。
北海道新聞もびっくりの減り方だ。

 

企業メセナも死語か

グラフで「DM法人」というのは、振込用紙を企業に送って募金を募るものでしょう。
平成7年が約5千万円もあったのが、昨年は3百万円まで激減。
ピークの10分の一以下です。
バブルの頃は「メセナ」という言葉が流行りました。
企業が儲けすぎて使い切れないカネを闇雲にばらまくことがもてはやされた時代です。
そんなメセナという言葉もすっかり聞かなくなりました。
PMFもあの時代の遺物。
もはや死語です。

 

赤い羽根の使い道を初めて見た

ところでパンフレットには赤い羽根の助成先が一覧表にまとめられています。
いわゆる「赤い羽根の使い道」です。
ふーん、こんなふうに使っているんだ。
じっくり見たら、意外な使い道に気づきました。

これは一覧表からほんの一部を抜粋したものです。
具体的な使い道として、以下のようなものが並んでいます。

〇〇敬老会 105,000円
〇〇ふれあい交流事業 80,000円
敬老祝金贈呈事業 80,000円
ふれいあい食事会 85,000円
〇〇地区敬老お祝い会(70歳以上) 85,000円
〇〇地区福祉のまち推進センター事業
ふれあい交流もちつき大会  90,000円
一人暮らし高齢者への
「見守り・ふれあい配食サービス事業」 85,000円

食事会や餅つき大会などずらり並んでいます。
お年寄り向け行事が多いです。
金額はあまり多くはありませんが、思わず首を捻ります。

 

自民党の支部行事かよ

別の地域ではこんな使い道が紹介されていました。

ひとりぐらし高齢者交流会
(会食・ゲーム・懇談)        30,000円
(日帰りバス交流)          50,000円
〇〇区老連スポーツ健康増進
(パークゴルフ大会)         100,000円
〇〇区老連演芸大会        100,000円
〇〇区老連研修会
(リーダー研修会・女性部研修会)  200,000円
(社会見学会)           27,000円

「老連」というのは老人クラブ連合会の略です。
会食やゲーム、バスツアーに演芸大会。
楽しそうなイベントが並びます。
まるで自民党の支部行事みたいだ。

ふれあい日帰り温泉の集い 85,000円
高齢者ふれあい交流会   90,000円
シニアスポーツの集い   69,000円

というのまでありました。

これらを見て、私はなんとも言えない違和感を覚えました。
もちろん赤い羽根は税金ではありません。
だから、どう使おうがカラスの勝手。
私があれこれ言う筋合いではありません。
ただ、赤い羽根は、もっと困っている人のために使われていると思っていたのです。

ここで取り上げたのは札幌市の助成先の一部で、もちろんこれが全てではありません。
きちんと配分されて役に立っている例もあります。
それでも、妙に高齢者に配分が偏っているような気がします。
しかも、バスツアーとか日帰り温泉ってどうなんでしょう?
年金もらっているでしょうし、「自分のカネで行ったら」と私は思うのです。

若者よ、この現実をどう思う?

下の写真は街頭で喉を枯らして募金を集める中高生。
募金がこんなふうに使われていると知っているだろうか?
(私はこの年になるまで知らなかったw)

写真を見ると金髪の高校生まで駆り出されています。
若い人がこんなことに時間を使うなら、本を読むとか、体を動かすとか、もっと有意義に過ごしたほうが良い。
私がクラスの担任だったらそう言うだろうなあ。

そんなふうに思いながら、せっかくパンフレットを送ってくれた札幌市・赤い羽根委員会には申し訳ないのですが、企業募金を送るのは止めにしました。

 

俺は政治家に向いていない

ここまで書いて思ったのですが、まさにブーメランが自分に刺さってしまいました。
本当は私も支持者を集めてバスツアーに出れば良かったのです。
赤い羽根が現代社会のニーズを物語っているからです。
パークゴルフを楽しんだ後は温泉で汗を流して、ビールで乾杯。
カラオケ披露して、みんなの愚痴を聞いてあげる。
同じメシを食った仲間だからこそ、議員も後援会も一致団結。
だから選挙もみんな一緒に戦ってくれる。
これこそ、みんなの党なんです。
しかし私は現職の間、いちどもバスツアーなんかやりませんでした。

そのうえ、こんな福祉批判を大大的にネットに書いたら、ただでさえ少ない票がさらに減ります。
つくづく私は政治家に向いていないと思う。

それでも日本の政治は高齢者に偏りすぎている。
そう私は断言する。
年金然り、健康保険然り、福祉の肥大化で国が潰れてしまう。
もっと若い人に光を当てていかないと、日本の衰退に歯止めがかかりません。

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