5月16日、「札幌市民オンブズマン」(代表:太田賢二弁護士)から札幌市監査委員に
政務調査費3713万円の返還を求める請求が行われました。
その中で、私も約30数万円の支出が違法として取り上げられています。
その根拠は、「事務所で政党活動や後援会活動を行っていた」という疑いです。


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(札幌市民オンブズマンの措置請求書より引用)


「議員事務所は、一般には政務調査活動のみならず後援会活動・政党活動に使用
されるのが通常」との主張で、「その分の支出を返還せよ」と言います。
実は私は後援会組織を持っていません。
1日24時間という限られた時間を有効活用するため、次の選挙のことは忘れて今は
議会活動に専念しています。
市政の無駄遣いを議会で指摘すれば、利害関係者と思しき人から「次の選挙で落として
やる」などといった脅迫状が届くことも時にはあります。
議員でなければ市議会で発言できませんし、幼い二人の子を育てる家計と自分の保身を
考えれば私も後援会活動を行いたい気持ちはやまやまですが、一つしかない体では残念
ながらいまのところそのような体制にありません。
また、みんなの党の支部長としての活動は確かに行っていますが、公私の区別を付ける
ために、この議員事務所では政党活動は行っていません。
みんなの党からは事務所にポスターを貼るように言われていますが、ここは市民の事務所
であって、政党事務所ではないので無視していたところ、「本当に活動しているのか?」と
注意されたことがあるくらいです。
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(事務所の中はこんな感じです。室内に張ってあるのは自衛隊のカレンダーだけ
強いて言うと、私の事務所では自衛官募集ポスターを窓に貼っているので、自衛官
募集協力業務の部分は按分しなければならないのかも知れませんが、
これは上田文雄札幌市長から任命された活動で報酬は受け取っていません。
私が議員として市役所の無駄遣いを指摘している以上、自分自身も公費として支給
された政務調査費の節約と有効利用を図らなければならないことは当然理解している
つもりです。
平成24年度も予算比で約2割以上の政務活動費を節約し、札幌市に返納しました。
「札幌市民オンブズマン」を自分で名乗るのは勝手ですが、他人に疑いを掛ける前に
電話一本かけて相手の言い分を聴く、事務所を訪ねるなど、最低限事前の調査を
しなければ、言いがかりと言われても仕方ありません。
まして法律に明るい弁護士が代表者ならば、なおさらのこと。
「札幌市民オンブズマン」は道議、市議の政務調査費の不正追及だけに長年精力を
注いでおられるようです。
その並々ならぬ努力には深く敬意を表しますが、そのパワーのほんの一部でも市政の
無駄遣いチェックにも注いでいただければ、その時に初めて「市民オンブズマン」と
本当の意味で世間から認められると思います。
もし必要があれば、私も「市民オンブズマン」の力になりたいと願っています。
札幌市役所の支出は領収書も含めた全件が、情報公開の対象になっています。
私もちょっと情報公開を求めただけで出るわ出るわ、札幌市役所は無駄遣い疑惑の
総合商社のようなありさまです。
札幌市の出資団体(第3セクター)はさらにひどく、たとえば上田市長が理事長を務め、
市の大物OBが天下るパシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会(PMF)は
徹底した秘密主義で領収証どころか、情報公開規則の公開さえ拒んでいて、その無駄
遣いの実態は闇に包まれています。
参照:「3/19予算委員会 PMF財団の巨額ヘソクリ、隠蔽体質を追及」
「市民オンブズマン」を名乗るなら、もっとやるべきことはたくさんあるはず。
今後の一層の活動を期待したいと思います。
私も市民から行政のチェックを託された議員として、引き続き微力ですが、市政の
無駄遣い防止と同時に、議員定数削減、議員報酬削減に努力していくつもりです。